IT/WEB系
将来性の高い専門技術を 実務経験とともに身につけられる
- Webデザイナー
- Webディレクター
- システムエンジニア
- WEBオペレーター
身の回りの製品に
欠かせないエンジニア
エンジニアとは「工学に関する専門的な技術や知識を使ってモノを生産する人材」のことを指し、日本では技術者とも呼ばれています。現在ではIT技術や建築技術、自動車技術などの産業で多くのエンジニアが働いています。私たちの身の回りにある、自動車や家電製品、パソコン、電子端末、Webサービスなどの開発・製作には、さまざまなエンジニアが関わっているといえます。
エンジニアとして働くためには、所属する企業や、取引先企業が属する業界についての知識、開発する製品についての専門知識やスキルが不可欠です。
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要件分析・要件定義
クライアントや、ビジネスサイドの担当者がどのようなシステムを望んでいるのかヒアリングを行った後、システムで要望にどれくらい応えられるかを決定、具体的にシステムで何をどこまで実現するのか策定します。
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基本設計
要求分析・要件定義で決定したことをもとに、システムを設計します。
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詳細設計
基本設計でできたシステムの構成を、どの技術や仕組みで実現するのかを設計します。プログラミングをするための細かな設定を行います。
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テスト
実際に作ったプログラミングのシステムが、要求通りに動くかどうかのテストを実施します。
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プロジェクト業務を円滑にすすめるマネジメントスキル製品開発のプロジェクトはチームを組んで業務をすることがほとんどです。その際、しっかりメンバー間でコミュニケーションがとれないと、開発スケジュールや問題点の情報共有ができず業務がスムーズに進まなかったり、最悪の場合は製品の開発・製作の遅延や中止になる恐れがあります。
「情報共有」とは簡単なようですが、実は難しいコミュニケーションスキルのひとつ。「自分が伝えなくてもよい」と思っていることが相手にとっては欠かせない重要である場合もあります。「自分の担当箇所だけだから1日くらい遅れても大丈夫」、と思っていたスケジュールの遅延は、プロジェクト全体でみると1週間の遅延につながってしまうという可能性も。だからこそ、日々のチームへのスケジュール共有は欠かせません。
また、プロジェクトにおいて、立場が上位になればなるほど、プロジェクトメンバーへの「伝え方」には気を遣うことが大切。頼みごとも、言い方ひとつで相手のモチベーションが変わってきます。 -
クライアントに分かりやすく説明するスキル自分の所属する企業のシステムを担当するだけでなく、クライアント先に出向して業務にあたったり、システムの部分だけを受注してクライアントの案件を担当することも多いエンジニア職。一緒にプロジェクトに携わるプロジェクトメンバーとだけではなく、クライアントとも円滑にコミュニケーションするスキルが求められます。
多くの場合、そのシステムの要件や仕組みが完成するまでの制作工程は複雑で長期にわたります。そのためクライアント担当者自身や、自社のビジネスサイドの担当者も、ITの要件をきちんと理解しているとは限りません。担当者とエンジニアの間で、双方が「納得している・わかっている」と思っていても、それぞれの言葉の定義や解釈が異なり、完成したシステムやWebサイトが、当初想像していたものと違うものができてしまった、ということも起こります。普段自分が仕事で使っている用語も、普段その専門業務に携わらない相手にとっては、知らなければ理解できない「専門用語」。そのため、専門用語を使わずに、相手の言葉でわかりやすく説明することが大切です。 -
何が必要とされているのか、を把握し提案するスキルまた、エンジニアには、クライアントや担当者に要件を伝えるスキルに加えて、「そもそもこの業界・この会社にはどのようなシステムが必要か?今求められているシステムは何か?」を自ら把握スキルが、求められます。
前述したように、システム要件や仕組みを完成するまでの工程は複雑で、専門用語が多用されるのがIT・エンジニア領域。そのため、クライアントや担当者自身が、ビジネスにおいて実現したいことを叶えるのに最適なツールやシステムがどんなものなのか、具体的な想像がついていない場合が多くあります。そのため、導入を提案するスキルや、どうしてその要望が出たのか?なぜ必要と感じているのか?をエンジニア自身が把握し、主体的に提案するスキルが求められるのです。